ツラノカワ

誰もが皆、心に仮面を持っている…

2000年に発売されたムジュラの仮面が2015年の春にリメイクとのことで、歓喜しております。
同じ3日間を何度も繰り返しながら攻略するというのは、当時プレイした自分には結構斬新で、
ストーリーは確かに進んでいるのにループしていて、
同じ行動を取っているキャラクターたちに違う働きかけをすることで、
全く違ったストーリーへと導くことが出来たので、病み付き要素満載で中毒になった記憶があります。
特に、本筋の話はもちろんこと、牧場の宇宙人撃退イベントとか、カーフェイ結婚等、
サブイベントに力が入り過ぎていて、むしろそっちの記憶が色濃く残っています。

このゲームの特徴と言えば、お面(仮面)の盛りだくさんな種類ですね。
被ればその面に応じた効果や変化がリンクにあったり、
登場キャラクターとの掛け合いや、先ほどのサブイベントへの影響等、数えきれない程の面白い要素に繋がっています。
ちなみにぼくのお気に入りの仮面は「カマロのお面」です。
3日間踊り続けたときはさすがに自分はアホかと思いました(笑)

ストーリーそのものは前作の「時のオカリナ」が王道中の王道のゼルダだったのに対して、
広大で深いゼルダ史の邪悪な部分の片鱗を見せ付けてくれたかの様な、
亜流でエスニックで、良い意味で切なくて大人っぽい作品だと思います。
近いものだと、夢を見る島みたいな位置付けですね。
あれもトライフォース(王道)の後日談的な内容だったので、ゼルダの世界観を深みのあるものに変えたものだと思います。
ゼルダシリーズの中では異色の存在ですが、時オカと合わせてプレイすると余計に面白いこと受け合いです。
来春が待ち遠しい!!

ではまた〜。