世にも奇妙なことばかり

  • 2016年05月23日
  • play

一度きりの無限の選択肢。

PS4のタイトルですね。
海外ではすでに発表されていたゲームで、
ローカライズとエピソード全盛りで2016年3月3日に発売されておりんす。
私事で珍しく、発売からそんなに時間の経ってない据え置きのゲームのプレイ感想です。
いやね、4gamerで出ていた情報を見たときにこれは買わねゔぁと強く思った次第でして。
そんなこんなでこの週末、ゲーム屋さんしれっと売っていたので即買いでした。
何と言っても夕焼けの色味が!すごい!
アンリアルエンジンで作りましたロゴがオープニングで登場したので期待大でしたが、
夕暮れが包み込む街や学校の陰影は登場人物たちが抱えている秘密の憂いを、
そっと包み込んでくれているかのようです。
要所要所でカメラに差し込む夕日は、思わず見入ってしまうものがあります。
ゲームの内容はとしてはアドベンチャーですね。
アドベンチャーならでは、会話や行動の最中に色々な選択肢が用意されています。
大体のアドベンチャーであれば、選択肢を選んだ場合、セーブなどを直前にしていないことの方が多いので、
その選択肢を選び直すのは非常に面倒なプレイだと思います。
しかし、そこはライフイズストレンジ、なんと、主人公のマックスは時間を逆行させることができます。
過ぎてしまった出来事、自分が介入することで変えることができた出来事、何気ない会話、人の気持ち、
それらを時を巻き戻すことによって自分が望んだ方向へと変えていきながら、
彼女は未来を選択していきます。
その時良い結果だった選択肢が、必ずしも未来でも良い結果となるかは誰にも分からないのですが…。
そんな風に時間を巻き戻しつつも、
一度しか選べない選択肢を選びながら、このゲームは進んでいきます。
ストーリーは全部で5話(2016年5月末現在のところ)で、縦筋のストーリーと横筋のストーリーがキレイにかけ合わさりながら、プレイしている人を惹きつけていきます。
音楽はアコースティックなギターサウンドが多く、
カントリー調だったり、少しセンチメンタルだったり、どのシーンにもとても合っています。
ファンタジーでちょっとストレンジなゲームといえど、
ストーリーの根幹にあるのは、自分と周囲との色々な問題に悩むティーンエイジャーの、
くすぶりつつもハツラツとした、実は現実的な事柄ばかりです。
そんな現実的な日常こそ、実は一番ストレンジなことなのかも知れませんね。
と、そんなことを思わせるゲームです。
まだ1話が終わったばかりなので、続きが気になりますね!
サクッと終わらせないように、じっくりプレイしたいと思います。
では〜