風のように駆け抜けた、青空に笑い声を響かせながら
最近暑いですね。
全国的に30度を超える日が続いているようで、
梅雨前にこんな感じだと夏どうなってしまうんでしょうね。
という夏に対するハードルを勝手に投げかけてみたりします。
そんな夏といえば海!
強引な繋げ方ですが海といえば海洋!
ここまで繋げ方が強引ならもう気にしない、今日のコラムは「CHRONO CROSS(クロノクロス 以下:クロス)」です。
1999年にプレステで発売されたゲームですね。
ぼくの大好きなゲームの一つです。
さて、このゲームを紹介する前に、皆様「CHRONO TRIGGER(クロノトリガー 以下:トリガー)」というゲームはご存知でしょうか。
こちらは1995年にスーファミで発売されたRPGゲームですね。
さらにさらに、「ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-(以下:ラジカル)」というゲームはご存知でしょうか。
1996年にサテラビューで配信されたサウンドノベルアドベンチャーですね。
クロス発売からもう16年経つんですね〜。
トリガーに関しては20年ですか。月日が経つのは早い。
両作品とも今でも色褪せない名作だと思います。
今回はクロスのコラムですので、トリガーやラジカルについては割愛させていただきますが、
3作品とも、密接に設定が絡み合っているので、全部プレイすると何倍も世界観の奥行きが増すので、
お時間ある方は全部プレイすることをおすすめしますです。
舞台はきっとあったであろう別の姿をした地球(だとぼくは思ってます)。
現実とは別の歴史を歩んだ人類の、とある時代のとある海洋地域「エルニド」でのお話。
主人公は「アルニ村」という海辺に構えた村に住む「セルジュ(あるいはあなたの名前)」
平凡に暮らしている村の少年だった彼が、
幼馴染に頼まれた用事のために訪れた浜辺で、突然奇妙な感覚に見舞われ、気を失い、
目覚め、自分が住んでいた世界とは少し違う、自分が死んでしまった世界に迷い込むところが、物語の導入です。
自分を知る人間がいない世界で、なぜか自分を追っている「ヤマネコ」という猫の亜人の存在、
知らない世界で出会った、懐かしい雰囲気を身に纏った盗賊の女の子「キッド」
なぜ自分が死んでしまったのか、なぜ自分は自分が死んだ世界に飛ばされてしまったのか、
人の願いを叶えるという「凍てついた炎」とは一体なんなのか。
分からないことばかりの世界で、彼はいつしか、
世界の存亡を賭けた冒険へと旅立つことになるのです。
物語にある一つ一つの秘密は、後半でに一気に解消するまで断片的に語られるだけです。
エルニド海の綺麗な海を股に掛けながら、先に挙げた謎を追いつつ、追われている身でもあるので、
逃げたり挑んだりしながら話を進めます。
中盤でプレイヤーのキャラクターがセルジュからヤマネコに変わるのですが、
今まで敵であった存在にユーザーがどうやって感情移入すればいいのかを投げかける、
なかなかない斬新な流れだったと思います。
90年代後半のスクウェア作品らしく、色々なテーマをプレイヤーに訴えかけます。
深いこと(?)を考えるには持ってこいな作品かと。
やはり言わないではいられない音楽面。
ゲーム音楽作曲家ではかなり有名人(巨匠?)の光田泰典さんが作曲を手がけています。
南国の独特な世界観に合うような、民族楽器を使用したパーカッション。
トリガーの流れを組む、ファンはニヤリとしてしまうメロディライン。
フィールド、ダンジョン、戦闘、ムービー、どの曲を取ってもこだわりと本気に満ち溢れています。
サントラは今でも良く聴いております。
あの夏の、遠い記憶は今も私と共に。
この夏、世界を救う冒険を体験したい人は、ぜひプレイしてみてください。
星の見る夢の続きを、見よう。
では〜