思い出しカンボジア旅行記2回目。
写真を見返してみるとスゴイところに行ってきたんだなぁと。
そしてもっと色んなところに行ってみたいなぁとも思う次第です。
2019年01月06日(日)
朝ごはんとかトゥクトゥクとか
朝6時起き。朝食はブッヘスタイル。
フォーみたいな麺や鶏肉とか香辛料とかを自分でアレンジして茹でてもらえるサービスがあったので、それを食べました。出来上がりはこんな感じ。さっぱり味で美味しす。
7時に迎えが来るってことで、トゥクトゥクの運転手さんとホテルの前で合流。
今日含め3日間お世話になりっぱなしの人です。
お世話になったくせに名前聞き取り勝負は「敗北」のため、終始名前不明の状況でした。無敵の0勝3敗。
トゥクトゥクから見る景色はこんな感じ。
道路らしい道路とはいえ、舗装が行き届いているわけではないので、時々ジャンプしたりしながら遺跡への道を進む感じです。初トゥクトゥクだったのでめっちゃ楽しかったです。風が気持ち良い。
運転手の人には小回りコース(スモールアラウンドコースとか言うらしい)と言う、主要な遺跡をザーッと1日で巡るコースを回りたいと伝えて、アンコール・トム(バイヨン寺院) → アンコール・ワット → プノン・バケン寺院の順番で回ることに。
本気出すとアンコール・ワットだけでも2日くらいは時間を要するとのこと。
おそるべし、クメール王朝。
アンコール・ワット関連の遺跡はチケットで入場する必要があるので、まずはチケットを買いに行くことに。1日のフリーパス値段は十数ドルってどこかで聞いていたんですが、37ドル/1日でございました。
なんと。2017年2月1日からの値上げだったそうですな。
古い建物ですからな。維持費とか大変なんじゃないだろうか、とか色々考えました。
チケットを買うときに写真撮影があって、自分の顔が印刷されたチケットを持って回ることになるます。写真撮影って結構厳重ですな。
最終日もアンコール・ワットに行く予定でいたので、今回は62ドル/3日のチケットを購入。7日通し券(72ドル)もあるのですが、そこまで来るとかなりリーズナブルです。一週間どっぷり古代遺跡を探検するのであれば7日通し券もありですな。ってことでいよいよ遺跡へ。
アンコール・トム(バイヨン寺院)へ
まずはアンコール・トムだー!てことで移動。
像とすれ違うのも、日常さ。
トゥクトゥクに揺られること30分くらい。
いよいよそれらしい遺跡の入口が見えて参りました…!!!
スゴイ数の像がお出迎えです。
一人ひとり、顔が少しずつ違っているので、この像をじっくり眺めるだけでも有意義な時間になりそうです。
写真奥に見える入口は車が一台通れるくらいの道です。譲り合って奥へ。
森を挟んだ道をどんどこ進んで行くと…。
アンコール・トムの中心地バイヨン寺院に到着です。
もうちょっと近づくとこんな感じ。
いよいよ来たなぁと。道の先にこの遺跡が見えた時が「おおお〜っ」とクレヨンしんちゃんみたいな声を上げました。
バイヨン (Bayon) は、カンボジアのアンコール遺跡を形成するヒンドゥー・仏教混交の寺院跡。アンコール・トムの中央付近にある。バイヨンの呼び方で広く知られているが、クメール語の発音ではバヨンの方が近い。バは「美しい」という意味で、ヨンは「塔」の意味を持つ。
引用元 : フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』バイヨン
ヒンドゥー教と仏教の混交ってところが面白いですね。
古の時代にはどんな信仰がここで行われていたのか、ロマンがあります。
乳海攪拌(にゅうかいかくはん)とかの話を知っていると、それぞれ壁に施されたレリーフを見るときの楽しみになりそうかと。
黙々と体力が続く限り内部を歩き回ってみるのも楽しいかもですね。
トゥームレイダーごっことか、多分怒られると思うけどやってみたい感。
なにはなくとも、バイヨン寺院の写真あれこれ。ザ・遺跡。異世界感ありますな。
個人的に快晴でさらに喜びでした。
アンコール・ワットへ
遺跡巡りはさらに続きます。
アンコール・トムを離れて、トゥクトゥクでアンコール・ワットへ。
正直、正直、アンコール・トム(バイヨン寺院)の衝撃と興奮と日差しと歩き回った疲労で、到着したとき「わー。アンコール・ワットだね〜っ。」てテンションでした。
そんなアンコール・ワット、入り口はこんな感じでお堀に囲われております。
上の写真に見える、お堀の橋を渡って寺院の奥へ行くのですが、絶賛改修工事中とのことで、脇にあった仮設の浮き橋を歩いて進むことに。
大勢の人が思い思いに歩くのでグラグラ揺れまくってました。アドベンチャー感。
中央寺院ヘ向かう道はこんな感じ。アンコール・トムとはまた違った雰囲気で、ちょっとお城っぽい感じ。人が住んでいたのかは謎。現在はおみやげ屋さんとかが遺跡の傍に軒を連ねています。すごいおもてなしの精神で物を売りつけてくるから体験の価値あり。
中央寺院の入り口手前はこんな感じ。
この石畳の道に差し掛かる前にも、至るところにヒンドゥー教や仏教をモチーフにした建物があるので、そのあたりも見所です。(あと休憩スポットにも最適)
時空が少し歪んでいるのはそんなに気にしなくてOKですよ!
内部はこんな感じ。
バイヨン寺院とはまた趣の異なるレリーフもあって、見所たくさんでした。
今ほど特殊な機材もない中で1つ1つ丁寧に細工を施していく過程があったんだろうと思うと、人の手による細やかな仕事というのは、時代を超えて尊敬のを覚えさせてくれますな。
そう言えばおさるとかもいました。日陰でのんびりしていて、優雅ですな。
そんなこんなで、アンコール・ワットはこんな感じです。
観光中は、特に見え隠れする陰りをヒシヒシと感じました。それについてはいつかの旅行記で。(きっと書きますとも!)
プノン・バケン寺院
そして本日最後の目的地、プノン・バケン寺院へ。
プノン・バケン寺院から見るサンセットが良い!
というとてもベタな理由で向かう…前に、お昼どきになりましたのでご飯を食べに。ハンバーガーを食べたいとトゥクトゥク運転手さんに頼んでアンコール・ワット近くにあるレストランへ。食べたハンバーガーはこんな感じ。
世界共通、ハンバーガーはどこに行っても美味しいです。
後ろに見えるコーラの缶の紋様がエキゾチックですな!
お腹を満たして、ちょっと休憩していざプノンバケン寺院へ。
到着時刻はなんだかんだ15時過ぎだったと思います。
サンセットを見るにはちょっと早くね?とも思っていましたが、そうでもなかったです。
プノン・バケンはバケン山という小高い山の上にある寺院で、山の麓に入り口があります。
麓の入り口に到着した時から結構な人数の人が山頂へ向かっているのを目の当たりにして、「マジか」となりました。15時でもちょっと遅かったくらい。
道中トゥクトゥクの運転手の人が話をしてくれて、曰く、入場の人数制限(最大300人とか)があるとのことで、早い時間に入場しないと日の入り待ちのお客さんですぐに寺院は満員になってしまうとのこと。
場所取りに関してもそこそこ早い時間に行かないと良いスポットは取れない。
そんなこんなで日没の2時間くらい前から入場して、日暮れまでひたすら待つ、というのがここを楽しむためのポピュラーなスタイルだそうで。
到着時間微妙だったので入場できるか不安でしたが、そこは大丈夫でした。
無事に入場手続きを終えて、急勾配な階段をのしのし上がり、日の入りを見るために寺院の屋上へ到着しました。
が、
暑い。
非常に、暑い。
日差しが、とても、暑い。
日差しを遮るものもなく、ジリジリと西日が照り付けます。
そして、すでにサンセットを見ようとたくさんの人が陣取りをしておりますた。なんとか場所取りをして暑さと戦って撮った写真がこちら。

ぬううん。コントラスト比をあげているの影で見えていませんが、人がたくさんいます。目に焼き付ける分には気になりませんが、写真に残すとなるとなかなか構図で悩んでしまいますね。
それにしても、場所取りしているときの周りのみなさんの行動は見ていて面白かったですな。太陽を捕まえているかのような構図で写真を取ろうとしたr、寝転がって寝たりダラダラ話をしていたり、思い思いに皆が日の入りを待っている時間はちょっと面白かったです。
そんなこんなでプノン・バケン寺院の観光も終わり、本日の行程は全て終了です。ホテルまで戻り、一日旅行に付き合ってもらったトゥクトゥクの運転手の人にお礼を言って、夕飯まで休憩タイム。適度な疲労感と日焼けでもう寝ちゃいそうでした。
パブストリート散策
若干眠い目を擦りながら遅めの晩御飯を食べにパブストリートへ。
パブストリートってこんなとこ。
いわゆるナイトアクティビティスポットですな。レストランとかパブでお酒飲んでワイワイするところ。旅行者の方がとにかく多く、多国籍な会話が至る所で繰り広げられていました。
あとで調べたんですがナイトアクティビティと言えど、ここではそこまで過激なことは起きたり行われていたりはしない模様です。昔はそうでもなかったそうですが、今は本気で規制が厳しくなってきているらしい。
とは言えクレイジー・ジャーニーみたいな世界も潜んでいるってことなので、パブに行ったりクラブに行ったりマッサージ受けたりってときはしっかり調べてから行った方が良いですな。望んでそこに行くのは結構ですが、そうでないときは色々大変なことにもなりそうな予感。
そしてこの日は夕飯もハンバーガー。
カンボジアならではの料理は食べなくて良いのか、とちょっとだけ振り返りながらむしゃむしゃ食べましたとさ。
夕飯を食べて、パブストリートをうろちょろして、おみやげ屋さんを冷やかして、この日はホテルに帰って寝ました。
とんでもなく盛りだくさんな1日でしたとさ。
次回予告
異国の地の空は青い。道はどこまでも続く。
一刻一刻を惜しみ無く楽しむために、限界など考えずに楽しむ。
天空を望む遺跡で待ち構えるものは…。
次回、「見知らぬ天空」
次の更新は7月ころかな〜。