【セトリバレ感想】CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda & Millennial Fair

  • 2019年11月14日

を聴きに行ったんです。豊洲Pitまで。11/03に。

※ ここからはセットリストのネタバレがあるでやんす。

鬼、楽しかった。マジ卍。夢の、体験。でした。

演奏の大枠の流れはサントラとかゲーム進行とほぼ同様の流れ。

です。太字のカッコ書きが曲のタイトル。便宜的に部構成紹介しますです。
取りこぼしは無い、はず。

それでは張り切って、以下感想を、どっぞー!

感想

第一部「起」

「夢のはじまり」から始まったのは最高でございやした。
いつか絶対に生演奏の「時の傷痕」を聴きたいと思っていたのでここからもう夢の旅の始まりにアドレナリンみたいな何かしらの脳内物質がドヴァドヴァ。

「神の庭」「時のみる夢」、の流れだった気がする。
完全に生演奏の迫力に心を奪われて音楽を150倍%楽しんでおりました。この辺り。ほぼ記憶なし。感情的な余韻は超残ってます。

死線」でテンション爆上げ。
ゼノギアスのコンサートのときは座って聴くスタイルだったので、テンション高い曲でもゆったりした空気感でしたが、お客さんも身体で臨場感や高揚感を表現できるライブは、一味違う楽しみ方がありますね。モッシュになるかと思った。

「アルニ村でホーム」から場内のエフェクトで「アルニ村アナザー」になるところの演出でいよいよセルジュの夢の旅の開幕です。

意外にも時の草原が無かったけど、トリガーっぽい曲だから省かれたのか、あるいはメロディ的に挟み辛いから?

「溺れ谷」カッコいい。
アレンジ。演奏している人たちも軒並み渋い演奏をなさる。
自然にカッコいいって声が漏れますな。

「テルミナアナザー」はお祭り感満載。皆で踊るいい音楽でした。

「影切りの森」もカッコいい。語彙力ってなんだろう。

「蛇骨館」の隠密で潜入している感じとか、そこからの「疾風」「勝利 〜夏の呼び声(多分)〜」 でこのライブをいきなりクライマックスか!ってテンション上がってました。場内もめっちゃ盛り上がってたし、演奏している人たちも踊ってたし。

「ガルドーブ」はホームアレンジでの演奏で、心の中で「めっちゃ嬉しい!ありがとう!」と言ったつもりが声でに出ていました。ギターのトレモロが心地よかったですうううぅぅぅぅ。

で、心が和むような「航海 アナザー」から、「古龍の砦」がエモい。エモいって意味あんまり分かってないけど使ってみちゃうほどにエモい。
サントラのDISC1 起 が終わった感じですな。

第二部「承」

「次元の狭間」はサラ・オレインさんがボーカル入りで歌ってくれました。
後ろのプレイ動画(?)のヤマネコ(セルジュ)が次元の狭間で迷子になっていて会場から笑いが漏れていました。意外な展開。

で、いきなり「死海・滅びの塔」からの「運命に囚われし者たち」
作中屈指の名シーンですな。ゲーム史上稀に見る名シーンだとも思いますが。
よく考えたら久しぶりに会えた幼馴染(しかも自分に惚れている)のお父さんをぶっ倒してまで先に進む。って結構残酷な展開な気がする。ちゃんとゲームしてなかったらこの人誰だ?ってなりそうって常々思ってます。ミゲルさん。
あなたのセンスティブ → 聖龍剣 の凶悪コンボの前で何度、あらかじめ失われし、ともしびを聴いたことか。脱線余談ですが、クロノクロスプレイした多くの人が経験したはず。

窮地聴きたかったです!

「妖精のくれた魔法」「エチュード1」 「エチュード2 」→ 「MAGICAL DREAMERS 〜風と星と波と〜」

もうこの流れ何も言う必要ないんじゃないかってくらい超絶怒涛のコンボ。
生演奏だからこそ、余計に、余計に。

クロノクロスって現実だったんだ…!(錯乱)

そんなこんなで2回目のクライマックス到来。

間髪入れずに「世界のへそ」の演奏が終わって、DISC2 承 終了です。

第三部「転」

「FATES 〜運命の神〜」からスタート。パーカスの心地よさが生演奏だとダンチですね。
なんでこんな音楽を20年前に作れたんだろうとというか、そんな音楽にバッチリ合う運命の神の存在もまぁすごいというか。ダークエナジー前に倒さねば…!

いよいよやってきました「炎の孤児院」絶対に、演奏してくれるだろうと思っていたので、この曲からの流れを本当に楽しみにしていたので、演奏の最中は会場が本当にゲームの世界になったようでした。

「星を盗んだ少女」はもう、何も言うまいて。
サラ・オレインさんのスキャットも、生演奏もすべてが最高でした。

「凍てついた炎」で物語も、ライブもクライマックスの始まりです。
人知を超えた、作中の登場人物の多くが知る、物語のマクガフィン的存在。
人を惑わし、歴史を狂わせ、進化を導いた、ある意味クロノクロスの世界の根源であり、クロノクロスを象徴する存在。音楽も、まさに人の感情を超えたメロディ。

「龍神」は熱い!低音が!!
背景の映像のエフェクトも合わせて、力強く、でも戦いというものが虚しいもの、と言うのも、どことなく残すような。
この戦いを迎える頃には、色んな思いが巡っていたな、と思い出していました。

「生命 〜遠い約束〜」はペンライト・エレメントでみんなで奏でる新感覚の演奏。ぼくは白のエレメントを担当。

光田さんがまさかの3回しくじって3回「あらかじめ失われし、ともしび」が演奏されるという、危機的状況 笑

会場の空気が最高に良い感じでした。
本当に最初から最後まで全部楽しくて、一体感のある空間で、ある意味愛おしさすらあるライブですた。

そんなこんなで無事に各色エレメントとクロノクロスで音楽を奏でることができて、時喰いを癒やして、サラを救い出して、感動のエンディングへ。

ズルワーン…。

「RADICAL DREAMERS 〜盗めない宝石〜」 サラ・オレインさんバージョン。何回聴いても違うバージョンでも思うのですが、ツインギターとボーカルだけのシンプル公正なのに、無限の奥行きがあるメロディって最高ですな。
クロノクロスのエンディングだからこそ、この音楽。

アンコール

アンコールにもばっちり答えてくれました。

「天晴驚愕大奇術団」本当にアンコールなの?(失礼)って出だし、でしたが、この飄々とした曲から再開して、演者の方々のコミカルな動きとかが見ていても結構楽しかったです。感動で頭がさっぱりクリアになっているところに、超ちょうど良かったです。夢からはまだ覚めていないけど。

演奏メンバー(?)のご紹介もここで。
ホーム・ワールドメンバー、アナザー・ワールドメンバーが演奏していた、ってここでなるほどーってなりました。

「航海 ホーム」イエイ!ウルトラ爽やか音楽。感想が雑になってしまってますが、この曲も待ってました&演奏してくれて嬉しす!の曲。ここに持ってきてくれたっていうのが非常に嬉しい。曲。

演奏メンバー(真)のご紹介もここで。
周りの人が結構演者さんを知っている感じでしたので、ぼくも今度こういうライブとかに参加するときは下調べするとより楽しいかなぁ。と思いました。

本当の本当にトリは、「遥かなる時の彼方」 サラ・オレインさんアカペラからの「マブーレ ホーム&アナザー」
賑やかで華やかな演奏。
作中でも屈指の名シーン。亜人と人が、深くて暗い、痛みを伴う溝を超えることができた、それを祝福する名曲です。

終わりに

終わってしまえばアッという間の2時間半ちょっと。

ずっと大好きだったゲームのライブに参加できて最高でございました。

今年は本当に宝物の年です。音源、CD化されないだろうか…。追加公演も行きたかったなぁ。とかとか。来年2月にパンフレットが届くのが待ち遠しです。しかも2冊。

目が覚めても続く夢を。星と君と。

次はきっと、ゼノサーガ…!(やってくれるかなぁ。)